夏風邪に有効なツボ

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夏風邪に有効なツボ

2022/06/21

住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
 
本日6/21は二十四節気でいえば「夏至」です。期間でいえば 6/21~7/6 です。
夏至を迎え、太陽が最も北に位置する北半球では、昼がいちばん長く北極では太陽はほとんど沈まず白夜となります。この太陽のパワーの最もあふれる夏至の日を世界では待ちこがれ、さまざまな行事が各地で行われます。 なかでも長い冬がつづくフィンランドやスエーデンなど北欧では夏至は国民の休日とされ、さまざまな行事が行われます。 また、イギリスでは新石器時代の古代遺跡 世界遺産の「ストーンヘンジ」で、中央の祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇る時間に夏至を祝う行事が今も行われています。 日本でも伊勢の二見浦では夏至の日、夫婦岩の間から昇る朝日に向かって海に入り身を清める みそぎの行事が行われます。 洋の東西を問わず太陽が今よりももっと神聖とされた時代、最も長い昼の時間をもたらす夏至の太陽に感謝する気持ちから生まれた行事なのです。 そして夏至を境に昼の時間はゆるやかに短くなっていくのです。
 
ヒトの体も夏仕様に。毛穴が開き余分な熱を放出しやすい体に変わっています。しかしエアコンのきいた暮らしでは、逆に冷気が体の中に入りやすくなり体が冷え、又、冷たいもののとり過ぎで胃腸の働きも低下し、夏風邪の原因にもなります。
 
季節の移り変りにあわせて、体のバランスがうまく調整できれば風邪をひくことはありません。では、なぜ夏風邪をひくのでしょうか?
 
夏は暑さをしのぐために、汗をかいて体温調節をします。汗をかけないと、体に熱がたまり、のぼせる。すなわち熱中症になってしまいます。
 
外出でたくさん汗をかき、室内はエアコンで冷える。場合によっては冷え過ぎるということもあり、夏は体温調節だけでかなりの体力を使います。そして暑さで寝付けない、途中で目が覚めるなど、寝不足になりやすい。冷たい食べものや飲みものを多くとるために、胃腸の働きが低下しやすく、栄養吸収が不十分になり、つかれやすい。その結果、体力が低下して夏風邪をひくというパターンが多いです。
 
体力が低下して体のバランスがくずれ、自分の力で立て直すことができなくなったとき、はじめて風邪をひくのです。
 
風邪は体が季節の移り変わりに順応できなくなったことへの警告ともいえるのですが、その一方で風邪をひくと、ヒトの体は全身の免疫力を高め調整機能をリセットしてくれる働きもあります。
 
栄養をしっかり吸収して体力低下を防ぐために、胃腸の働きを高めるツボ「中脘」にお灸を続けることも夏風邪予防になります。風邪をひいても軽くスルーできる体づくりこそ、季節の変化に無理なく対応できる暮らしかたです。
 
[ 夏至のツボ ] 夏風邪に
中脘(ちゅうかん)
 
 
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