いい筋肉のつけ方

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いい筋肉のつけ方

2020/11/10

神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
 
大相撲の11月場所が始まりました。
 
実は、私は相撲も好きだったりします。
 
最近はあまり見てませんが、その理由が一部の力士があまり稽古をしていないのか、体が大きいだけで力強さを感じなくなったからです。体格にまかせた力士がとる相撲はおもしろくありません。
昔はそんなことなかったんですけどね………大きな力士もしっかり動いてました。
 
今回は両横綱が休場ということで、解説者の北の富士勝昭さんの中スポのコラムがありましたが、ご本人についてもくぐってみるとこんなことが書いてありました。
 
以下は、ウイキペディア 北の富士勝昭 からの引用です。
 
『2020年9月場所は13日目終了時点で幕内の休場者数が11人を記録。これには北の富士も「本来は、お相撲さんといえば健康優良児の代名詞であった」「今の力士は病人とけが人ばっかりではないか。不必要に体ばかり大きくして、基本のしこやてっぽう、ぶつかり稽古をおろそかにしているのが現状である」と嘆き、さらに「特に今場所は『コロナのせいで稽古ができなかった』などと言い訳をしているが、部屋には稽古場があるのだから、やる気になればいくらでもできるではないか」と喝破した。この日の幕内の取組は通常21番(幕内の定員は42人のため)のところ16番にまで減少しており、北の富士は「もはや本場所の態をなしていない」と感想を述べた。』
 
不必要に体ばかり大きくして……
これ、今の流行なんでしょうね。
高校野球でも体を大きくして、さらに大きくみせるためにユニフォームを伸びる素材でタイトフィットにして筋肉を強調する学校もあるそうです。
大きくしすぎた体は制御が難しいものです。体重別選手権でもあるのなら話は別ですが、原則として動ける範囲で体を大きくするのが基本です。
 
そもそも、筋肉といってもインナーマッスルは大きくできませんので、大きくするのはアウターマッスルになります。
インナーマッスルは使えるようにするのが基本です。
それを怠ってアウターマッスルだけを大きくするとかさばかりが高くて動けない体を作ることになります。
 
そう、これがダメな選手を作ることになります。
 
これを知らずにトレーニングをしてはいけませんし、指導してはいけません。
 
残念ながら、これを知らずにトレーニング指導をしている人が多いのが実情です。
 
インナーマッスルは安定させる筋肉で強い力を発揮するものではありません。
トレーニングにはコツがあります。
 
住吉ゆき整体院でもトレーニング指導はしますが、大半がインナーマッスルの使い方です。
アウターマッスルはそれほど重視しなくてもインナーマッスルに連動させれば、それに見合った筋肉になります。
 
見せ物の筋肉は必要ありません。
 
ちなみに、相撲の基本のしこやてっぽう、ぶつかり稽古は、インナーマッスルを使わないとまともにできません。
アウターマッスルだけでは力が引き出せません。