腰痛はシンプルに考えた方がいいかも
2022/04/09
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
わりとメジャーな症状といえば、肩こりと腰痛でしょう。
本当に痛い人から、「こってる」「重い」までさまざまで、何もない人は皆無なのだろうと思います。
肩こりと腰痛、症状によりますが、施術が簡単なのは腰痛です。
骨と筋肉だけで考えると腰の方が構造が簡単だからです。
(骨と筋肉以外のことは複雑ですけどね。)
で、今回は腰痛の話です。
この絵のとおり、腰の関節(？)といえば腰椎と骨盤(仙骨)の関係がメインです。
L5とS(仙骨のことです)の間や、L4とL5の間がいちばん痛めやすいところです。
(実際には、仙骨と腸骨の間の仙腸や、腰椎のサイド(腸骨の上の)なんかも痛みが出やすいですが。)
腰の考え方として、動かさない、というのが基本です。
腰は体の要であり、安定していないといけない場所で、やたらめったら動いてはいけないところです。
これは腰椎にも同じことがいえます。
そもそも、腰椎はあまり動かない背骨です。
それが動きすぎれば痛めるのは当たり前です。
それにもかかわらず、ストレッチなどで動かすようにいわれたりしますが、それは、腰椎でなく、実際に動くのは、股関節や胸椎(肋骨についている背骨)です。
腰を痛めるのは、
・胸椎や股関節の動きが悪い
・体幹のインナーマッスルが使えてない
このふたつが原因です。
体幹のインナーマッスルは、
腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋、横隔膜です。
体幹のインナーマッスルで腰を固定して、胸椎と股関節で動かす。
これをが出来れば、腰を痛めたりはしません。
肩なんかに比べれば簡単です。
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