花粉症にいいツボ

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花粉症にいいツボ

2022/02/19

住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
 
現在休診させていただいております。
 
本日2/19は二十四節気でいえば「雨水」です。期間でいえば2/18~3/4です。
春の扉をひらく「立春」に続く「雨水」。二十四節気をさらにくわしく伝える七十二候では、初候に「土脉潤起(つちにうるおいおこる)」末候には「草木萌動(そうもくめばえうごく)」とある通り、春がいよいよ動き出すのが雨水です。 雪は雨に変わり、日ざしもやさしくなると冬の間に乾燥していた大地は潤いをとりもどし、土は黒々として、やわらかくなってきます。 この頃に降る雨は「木の芽起し」です。植物たちに春の訪れを告げる雨です。次々とめざめはじめる植物のその成長のスピードは早く、あたたかい日ざしに今年はじめて咲いた小さな白い花。競いあうように背を伸ばす若緑の葉に守られるように、はこべの花が咲いてます。すぐ近くには福寿草のつぼみもふくらんでいます。 春はかけ足とよくいわれますが、実はしのび足、いつの間にかそっとやってくるのが春なのです。春は、もうそこです。
 
四季の中で最も待たれる季節ですが、春が苦手という人も増えています。
日本人の4人に一人が症状を訴える花粉症は、スギ、ヒノキなどの植物花粉による季節性アレルギー鼻炎と定義されていますが今ではイネ、ブタクサなど、その原因となる植物も増えています。
なんとミモザでも花粉症を訴える人もいます。
 
同じ環境にいても花粉症になる人とならない人がいるのは、季節的な影響は同じでも、もともとの体質、その時の体と心の状態は違うからです。
従って花粉症の治療も症状を抑えるだけでなく、体質改善から取組む必要があります。
 
東洋医学では内臓の働きと心の働きは密接に関係していると考えます。
花粉症と最も関係の深いのは消化器と呼吸器です。
たとえば「怒る」「思い悩む」ことが多くなると消化機能が低下します。消化器は栄養と水分を腸で吸収して、全身にめぐらせる働きがありますので、消化器が弱ると水のめぐりに乱れが生じます。
鼻は呼吸とともに外からの刺激物を防御する機能があり、目も同様、粘膜=水でおおわれていますので、水のめぐりが乱れるとくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状がおきるのです。
この時期、胃腸を刺激する食べもの(チョコレート、肉や乳製品など動物性脂肪、香辛料など)は粘膜が過敏になりやすいので控えるように心がけましょう。
 
胃腸の働きをととのえ、水のめぐりを改善する「厲兌」のツボへの刺激をおすすめします。
お灸で体調をととのえ体質改善がうまくゆくと、毎年春になると悩んできたあのつらい花粉症からも解放されるのでしょう。
 
[ 雨水のツボ ] 花粉症に
厲兌(れいだ)