膝の痛みに有効なツボ
2021/10/08
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
本日10/8は二十四節気でいえば「寒露 」です。期間でいえば 10/8~10/23 です。
日本は四季のある国です。 一年を四つに分けて、春夏秋冬と規則正しく変化する日本のような国は大陸にはありません。日一日 日暮れが早くなり、秋めいていく気候にあわせて、ヒトの体が来るべき冬に向けて冬仕様にシフトチェンジしてゆくのを見守るかのように秋は過ぎていきます。
歩きはじめが痛い、階段を降りる時がつらい。涼しさとともにひざの痛みを訴える人が増えています。
ひざの痛みの大半をしめる変形性膝関節症は、ひざ関節内の関節軟骨がすり減ることが痛み発生の原因とされていますが、そもそも関節を動かすための筋肉の機能低下が原因です。
ひざの痛みに悩む人は、今や2500万人をこえ超高齢社会を迎え年々増加中です。
ひざの痛みの第一にあげられるのがひざを支える骨にかかる衝撃を、半月板とともにやわらげる役割の関節軟骨がすり減っておこる変形性膝関節症。厚生労働省は将来の車イス生活につながる第2の国民病「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)の第一の原因として、変形性膝関節症をあげています。
ひざを支えるのは骨ですが、ひざを動かしているのは筋肉です。
ひざ関節は大腿四頭筋をはじめいくつもの筋肉がバランスをとりあってひざの運動を支えているため、1つの筋肉でも伸び縮みをするための柔軟性が失われれば、ひざ関節の動きにアンバランスが生じ、部分的にストレスが発生します。ストレスが過剰にかかりつづけることで痛みがおきるのです。
ひざの痛みを緩和するツボは、柔軟性が失われ機能が低下した筋肉に多くあらわれます。お灸の温熱でひざをとりまく筋肉の血行をよくして、柔軟性を回復させ、ひざ関節に加わるストレスを軽減して痛みを緩和します。
江戸時代のことばに「旅の道づれはひざにお灸をする人をえらぶべし」というのがあるそうですが、いつの時代もひざの機能を守るためにお灸は欠かせないものだったのです。
[ 寒露のツボ ] ひざの痛みに
ツボのとり方
ひざのお皿から下がったところにある出っぱりを探し、ふくらはぎの内側へ指をずらし骨のキワにあるのが陰陵泉です。
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