膝の動きについて
2021/09/19
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
前回、膝の動きについて「屈曲」「伸展」メインというお話をしました。
実際には関節の構造上、若干「回旋しながら屈伸」(正確には転がりながらすべる、屈伸の度合いによって転がりとすべりの比率は変わります)します。
この膝関節の動きをらせん関節といいます。
大腿骨の関節面は、外側が小さく内側が大きいため、屈伸しながら外側がたくさん動かないとまっすぐ屈伸できません。
大腿骨を固定した状態で膝の曲げ伸ばしをすると、外旋20°、内旋10°は動かせます。
ちなみに、膝は曲げる時は「内旋しながら屈曲」、伸ばす時は「伸びきる時に外旋」します。
おことわりしておきますが、膝を曲げる時は足の第2趾とラインが合うようにした方がいいのは確かです。
極端に逸脱すると、内旋外旋の許容範囲を超えてしまうために痛めたり、変形の原因になってしまいます。
膝の動きについてお話しましたが、実際のところ、膝が伸びにくい人の方が多いですが、曲がりにくい人もいます。
正座ができない、なんて訴えはよく聞きます。
筋肉的には、股関節からついている筋肉、大腿四頭筋、ハムストリングスをメインに考えるといいでしょう。
もちろん、股関節の位置関係も関係しますので深層外旋六筋や腸腰筋なども考慮に入れるべきでしょう。
他にも、膝に水がたまったり、離断性骨軟骨炎(肘だけではなく膝にもあります)なんかもありますが、このへんは聞き取りや検査で確認する必要があります。
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