春に出やすいもの

ご予約はこちら

ブログ

春に出やすいもの

2021/04/04

住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
 
二十四節気でいえば、本日4/4は「清明」です。
清明は春分から数えて15日目、春も早や後半です。清明は、清浄明潔から生まれたことばで明るい光につつまれて、万物が生き生きとしてくる春まっただなか。春は花、花といえば桜ですが、さくらの「さ」は田の神さま「田神」(さがみ)のさと、その神さまのいらっしゃる座(くら)とをあわせてさくらなのです。 そして、その神さまをお客さまとしておもてなしをしたのがお花見の始まり。 ただ、今年はコロナウイルス感染症のためお花見は原則禁止のところも多く、さすがに例年のような人出もなく、桜は何事もなかったように静かに花をつけ、静かに満開を迎えています。 花には、間にあわなくてもせめて葉桜の頃には桜に逢いに行けることを願うばかりです。 
 
肌も季節にあわせて変化しますが、その変化はゆるやかで、まだ冬の乾燥しやすい状態の肌です。
春は紫外線や花粉などの肌への刺激が増える一方で、汗をかきやすく皮脂の分泌が盛んになりますが、その汗をそのままにしておくと余分な皮脂が毛穴につまり、雑菌が繁殖して炎症をおこし化膿します。それがにきび・吹出物なのです。
 
すべての生きものが目ざめる春。草木は芽吹き新しいいのちが生まれます。
東洋医学では春は「発陳」。陳とはかくれたもの、古いもの。冬の間じっとしていたものがいっせいに活動をはじめる時期ととらえてきました。
そして春はヒトの体も目ざめるとき。日一日昼の時間が長くなり、気温が上昇するとともに陽気が満ちてきます。ヒトの体にも陽気が働き、気・血のめぐりも活発になってくるのです。
 
余分な熱を逃がすまいと肌を引き締めている冬から、気温が上がるとともに肌の張りがゆるみ、陽気を発散するために汗と皮脂の分泌が盛んになってくる春への移り変り。この時期は寒くなったりあたたかくなったりを繰り返すので、肌の状態も不安定になりやすく、本来、発散すべき陽気が体の表面である肌でとどまったりとどこおったりする結果、皮脂がつまり、にきび・吹出物ができてしまうのです。
 
東洋医学では、皮脂分泌は胃腸の働きによってコントロールされていると考えられています。食べ過ぎ、飲み過ぎはもちろん、糖分の取り過ぎによって、にきび・吹出物が悪化するのはこのためです。
また精神的な緊張や睡眠不足などで体調をくずすと、同じく胃腸機能の低下が起こり悪化しますので注意が必要です。
 
にきび・吹出物を防ぎ、悪化を予防するためには、皮脂分泌をコントロールしている胃腸の働きを整えるツボ「曲池」へのお灸がおすすめです。
 
[ 清明のツボ ] にきび・吹出物に
 
 
住吉ゆき整体院は、
4/5(月)まで休診とさせていただいております
その間は常駐しておりませんが一部時間はご予約可能です。
お電話やメッセージなどで確認いただけると助かります。
お手間おかけいたしますがよろしくお願いいたします。