こむら返りについて

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こむら返りについて

2021/01/20

神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
 
本日1/20は大寒です。
寒さがきびしく身にしみる時期ですが、 最低気温の日本記録など極寒の記録のほとんどは大寒をはじめ寒中に記録されていることでもわかる通り、小寒から大寒と約一ヶ月つづく寒中の日本列島は一年で最も寒い時期です。
 
サッカーやラグビーの試合の終盤で足がつる選手をよく見かけますが、足がつる、いわゆる「こむらがえり」はこうした激しいスポーツのように筋肉を酷使することでおこる場合と、何もしないでもおこる、例えば夜寝ている間におこり、痛みで目がさめる「こむらがえり」もあります。
「こむらがえり」のこむら(腓)とは、ふくらはぎのことです。ふくらはぎの筋肉が緊張して縮んだ状態を無意識に伸ばそうとする力が働くと激しい痛みを生むのが「こむらがえり」です。今の季節、寒さによる冷えで血のめぐりが低下しておこる「こむらがえり」を訴える人が多いです。
 
東洋医学では体におこる症状を内臓の働きと関連づけてとらえ、「こむらがえり」は「肝(かん)」の働きが不調であるとおこりやすくなります。「肝」の働きは、血液を貯える機能と、体全体に送る血液量をコントロールする機能です。
筋肉に流れる血液量を少なくしたり、多くしたりすることで筋肉の曲げ伸ばしができ、「肝」の働きが好不調が筋肉に反映されます。
「肝」の働きの不調から血のめぐりが低下すると体は冷えますが、なかでも足の冷えは血液の流れをさまたげるため筋肉が縮んだ状態がつづき「こむらがえり」を引きおこします。
「こむらがえり」が慢性の運動不足になりがちな高齢者に多いのも、妊娠後期になり体重増加や大きなお腹で下肢の血管が圧迫されて血のめぐりが悪化するためおこりやすい「こむらがえり」をみても血のめぐりに原因があることがわかります。
 
「こむらがえり」のあの痛み対策には、ふくらはぎの承山へのお灸が予防にもなり、おすすめです。
 
「肝」の働きは、自分の感情を抑えなければならない状況や、睡眠不足が続くと調子をくずします。ストレスがたまらないよう、適度な息抜きを心がけましょう。
 
[ 大寒のツボ ] こむらがえりに
承山(しょうざん)
 
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