腱鞘炎はじっくりと治しましょう

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腱鞘炎はじっくりと治しましょう

2020/11/24

神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
 
今回は腱鞘炎についてお話します。
 
そのきっかけは私の肘の状態があまりよくないことからです。
 
腱鞘炎が肘と何の関係があるのか?
 
というと、腱鞘炎をおこす筋肉は肘付近から出ているのと、肘の状態に影響するからです。
 
腱鞘」とは、骨と筋肉をつないでいる「腱」を包み、腱が滑らかに動くよう支える滑車のような働きをする組織です。腱鞘炎とは、この腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こす病気です
 
 
腱鞘炎のメインは、ドケルバン病ばね指です。
 
①ドケルバン病
親指の使いすぎでおきます。
原因の筋肉、短母指伸筋長母指外転筋は前腕の骨の橈骨からついていますが、直接ではないにしても肘の状態に少なからず影響します。
 
②ばね指
ばね指は、指の曲げ伸ばしの際にばねのような引っ掛かりが生じる「ばね現象」と呼ばれる症状です。指の曲げ伸ばしをするための腱と、腱の浮き上がりを押さえるトンネル状の「靭帯性腱鞘」の間で炎症が起こって発症する腱鞘炎の症状で、手のひら側の親指や人差し指、中指の付け根などが痛むことがあります。
原因になる「屈筋腱」は主に上腕骨の内側上顆から伸びていますが肘の状態にかなり影響を受けます。
 
 
腱鞘炎になりやすい人
 
・指を使い過ぎる人
 
・更年期の女性や妊産婦(女性ホルモンの分泌が関連しているらしい)
 
 
指や手首だけが問題になるわけではありません。
肘や肩の動き方や姿勢が影響するウエートもかなりあります。
言い換えれば、指や手首だけを施術してもよくならないということです。
肩や肘、姿勢までを施術した方が効率的です。