花粉症に有効なツボ
2021/02/18
神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
本日2/18から二十四節気でいえば「雨水」が始まります。
雨水とは立春を過ぎ雪が雨に変わり、農作業の準備の始まりを知らせる季とされてきました。 ただ春を知らせてくれるのは雨だけではなく風も春の訪れを知らせてくれます。 その名も「春一番」いかにも春の訪れを知らせるパワーがあります。気象台によると春一番というのは立春から春分までの間で日本海に低気圧があり、その低気圧に向かって太平洋側から吹き込む暖かく強い南よりの風のことだそうです。春一番のあとは再び冬型の気圧配置にもどることが多く、寒くなりやすいので注意が必要です。
四季の中で最も待たれる季節ですが、春が苦手という人も増えています。
日本人の4人に一人が症状を訴える花粉症は、スギ、ヒノキなどの植物花粉による季節性アレルギー鼻炎と定義されていますが今ではイネ、ブタクサなど、その原因となる植物も増えています。
同じ環境にいても花粉症になる人とならない人がいるのは、季節的な影響は同じでも、もともとの体質、その時の体と心の状態は違うからです。
従って花粉症の治療も症状を抑えるだけでなく、体質改善から取組む必要があります。
東洋医学では内臓の働きと心の働きは密接に関係していると考えます。
花粉症と最も関係の深いのは消化器と呼吸器です。
たとえば「怒る」「思い悩む」ことが多くなると消化機能が低下します。消化器は栄養と水分を腸で吸収して、全身にめぐらせる働きがありますので、消化器が弱ると水のめぐりに乱れが生じます。
鼻は呼吸とともに外からの刺激物を防御する機能があり、目も同様、粘膜=水でおおわれていますので、水のめぐりが乱れるとくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状がおきるのです。
この時期、胃腸を刺激する食べもの(チョコレート、肉や乳製品など動物性脂肪、香辛料など)は粘膜が過敏になりやすいので控えるように心がけましょう。
胃腸の働きをととのえ、水のめぐりを改善する「厲兌」のツボへのお灸がおすすめです。
お灸で体調をととのえ体質改善がうまくゆくと、毎年春になると悩んできたあのつらい花粉症が緩和されます。
[ 雨水のツボ ] 花粉症に
○厲兌(れいだ)
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