股関節にゆがみが出ると起きうること

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股関節にゆがみが出ると起きうること

2020/08/04

前回、大臀筋がゆがみでどんな風に動くのか、というお話をしました。

大臀筋の筋肉の走行は、
 
起始
腸骨稜の後方1/4、仙骨の腸骨近くの後面、腰背筋膜
停止
大腿骨の殿筋粗面、腸脛靭帯
 
筋肉の走行が外側に伸びているので、股関節の外転、外旋の方が動きやすく見えます。腸脛靭帯に伸びているからです。
腸脛靭帯は膝をまたいで脛骨の外側につきます。
大臀筋が伸展できるのは、大腿骨の大転子の下の後面の殿筋粗面についているからです。大腿骨の後面につかないと物理的に股関節を伸展させることができません。
 
実際には股関節を外旋しながら伸展します
そして、伸展する時は股関節が15度以上伸展した状態で、ようやく大臀筋が伸展するように動きます
 
施術していて感じるのは、骨盤が開いていたり、股関節から伸びる外側の筋肉が発達しすぎたり固まっていたりすると、言い換えれば、股関節のゆがみ、ですが、こうなれば外旋の方がメインに動き、本来動くべき伸展に動かない、ということです。
代償運動で、この場合は、腰を反らして股関節を伸展しているかのように使います
そして、必要以上に、大臀筋を外旋に強制労働させ、伸展する動きを退化させます
 
大臀筋が外側にゆがんでしまうと外旋がメインになり、伸展しづらくなります。
 
ということは、
・内転筋群(半腱様筋、半膜様筋など)が内転筋しにくくなったり、筋肉が固まってしまう
・深層外旋六筋(梨状筋など)が固まってしまい、本来の動きができなくなったり、すぐに痛みが出たりする
など様々な弊害が出ます。
将来的には、股関節や膝が人工関節になる可能性も高いです。特に女性は気をつけましょう。
 
他の場所でも色々と弊害が出ますが、機会があれば後程お話します。
 
たったこれだけのゆがみでも放置して強引に動いたり、我慢したりすればするほど、改善するのに手間も暇もかかります。