胸椎の調整は大事です
2020/04/15
体の前に胸骨、後に胸椎、胸椎と胸骨を繋ぐのが肋骨です。
胸椎の下の2つ(T11,12(Tは胸椎の略))の肋骨は胸骨にはついていません(そのため、骨折はしにくいです)。
胸椎はあまり動きませんが、屈曲・伸展・側屈は少しだけ動きます。
これがツボです。
少し動くことにより、首の動き、特に屈曲・伸展に影響します。
動かないと、首が屈曲することに特に不具合が出ます。
胸椎は比較的、回旋がしやすいです(T12はあまり回旋できません)。
腰椎のところで触れますが、腰椎はあまり回旋できませんが、腰が回せるのは、股関節と胸椎が回旋できるからです。
胸椎が動かないのは、実は、致命傷です。
動かないとしっかり呼吸できません。
横隔膜が動いて、そして、肋間筋が動いて、胸椎が動く。
これができて、はじめて、深い呼吸ができます。
胸椎が動かないと猫背にもなりますね。
地味ですが、肋骨を動かすことは重要です。