熱中症は予防が大事です
2020/05/24
以前にも熱中症についてお話しました。
熱中症は症状により以下のように分類されます。
I度(軽度)
めまい・失神 「立ちくらみ」いわゆる“熱失神”
筋肉痛・筋肉の硬直 こむら返りやその部分の痛み 発汗に伴う塩分(ナトリウムなど)の欠乏により生じる“熱けいれん”
II度(中度)
頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感 “熱疲労” “熱疲弊”
大量の発汗
III度(重度)
意識障害・けいれん・手足の運動障害
高体温 いわゆる“熱射病”
熱中症になるときちんと治さないと頻繁に熱中症になってしまいます。気をつけましょう。
症状が重くなると水分もとれなくなってしまいます(とるとかえって悪化します)。
新型コロナウイルスもまだまだ油断はできませんが、兵庫県でも緊急事態宣言が解除され、マスク姿の人をたくさんみかけます。
それぞれが気をつければそれでいいのですが、「三密」が守られなくなったり、不要な県外の移動があったりします。
マスクはわりと守られていますね。
マスクをつけたままでジョギングをする人も増えています。
これから暑くなりますが、その状態でのマスク着用での熱中症も危惧されています。
くれぐれも無理はしないでください。
熱中症の対策として、
・水分補給
・暑さになれる
などはもちろん大事ですが、それよりも大事なのは、
・規則正しい生活(睡眠不足は論外)
・体力をつける
・体温が上がらないような服装にする
最後の服装ですが、直射日光を避けるために速乾の長袖や薄手の上着を着用することはかなり効果的です。半袖のシャツよりも実は涼しいです。体温が上がりにくい仕組みになっています。
是非試してみてください。