鍛えるべき筋肉
2020/05/16
インナーマッスルのお話をしてきました。
日常生活ならそれほど筋トレで体を大きくする必要はありませんが、競技の種類によっては大きくしなければいけないものもあります。ただ、そうはいってもインナーマッスルを鍛えた上での話です。アウターマッスルだけを鍛えても意味はありません。
では、どこの筋肉を鍛えたらいいのでしょうか?
インナーマッスルと体の中心の筋肉です。
例えば、腹横筋と横隔膜、骨盤底筋、内転筋。
そして、肩の回旋腱板(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)、脊柱起立筋でしょう。
すべて、深層にあるか背骨を中心とした体の中心にある筋肉です。
これらを鍛えておけば、アウターマッスルは必要なぶんはつきます。むやみやたらに鍛える必要はありません。
プロ野球で多い話ですが、どの選手かはいいませんが、晩年になって肉体改造と称してムダにアウターマッスルを大きくしてパフォーマンスを下げて引退を早めるというシーンをよくみかけます。本当にいい選手はむやみやたらに大きい筋肉を鍛えたりはしません。
腹横筋のところで、鍛えれば腰痛防止のコルセットになるというお話をしましたが、弱ってしまうと腰痛どころか、股関節や膝を痛めます。
最悪、将来的に、変形性膝関節症だったり、股関節や膝が人工関節になる確率は低くありません。